未来
2016年新卒採用活動も佳境?です。
参加人数はそれほどですが、面白いな~と。
初めての試みという事もあるのでしょうが。
刺激&「学生にそう言い放ったからには、そう生きろよ」という、「自分自身コミット活動」(笑)が大きいのだろうなと。
で、新卒。
社会に対する「こんなもんだろう感」は皆無。学生が持つ独特の「虚無癖」みたいなもんも、逆にないなのかなと。
中途採用の面接時なんかは、たまに感じる事があるんですが、新卒はない。
好奇心、興味と、当然なことながら、不安も。
社会に出る事に対する不安というよりも、「今の自分に何かしら出来るのかな」という方向でしょうか。
まあ、20近く下の子達です。
可能性は無限にあるなんて、口が裂けても言いませんが、
可能性はどこかにある。それは必ずある。
とだけ言っておきます。
いつか、必ず、100%直面するであろう場面、
自分がやりたい仕事と、会社が求める仕事のギャップ
自分がやりたい仕事と、他者からみた適正のギャップ
自分がやりたい仕事と、その仕事の社会への有用性のギャップ
自分がやりたい事を貫く幸せと、会社や社会や消費者が求める声に応じる幸せと、
二捨択一では決してないのですが、どちらも両立するにはスキルと経験と、リスクを背負う気持ちがあるのかを問われます。
会社は
香川にキーパーはやらせたくないし、
おかわり君を一番バッターにはしないし、
イチローをキャッチャーにはしない。
まあ、「社会」や「会社」「仕事」なんていうものは基本的にはままならない、理不尽なものです。
その理不尽さの中で、わずかな面白味や充実感を拾い集めてやりがいにしていくものです。
何故なら、「自分自身」とは他者との関係性の中にしか存在しえないからだと。
そういう事なんだと思います。
一つ確かな事は、未来は不確定ということです。不確定な未来へ、約束されていない「報い」に、にやりと笑いながら、にこりと微笑みながら突っ込んでいける人が好きです。
楽しみです。